1.モデリングを始める前に
3Dモデリングを始める方法は、どんな方法でも良いのですが、いきなり3Dで書き出すことは、なかなか無いと思います。
- 手書きのイラスト
- 参考になる写真
- 手造りの型紙
- ハンドメイドモック
まず、これらをまずPCなどに取り込み、ここからスタートになるかと思います。
このサイトでは「ルアー」をメインに扱っていまして、「書くより作る方が得意」なハンドメイドビルダーさん向けに「ハンドメイドモック」からの進め方を題材にします。
2.手造りモック(ハンドメイドモック)の3Dスキャン
3Dスキャナーは光学式、レーザー式など様々なスキャナーがありますが、一般的な光学式のスキャナーが良いかと思います。

3.綺麗にスキャンするには

比較的物が小さい「ルアー」などでは細かい形状があり、なかなか上手く撮るにはいろいろ工夫が必要です。
1.なるべくマーカーを使用しない方が良い。
マーカー部はスキャンできないので、データに穴ができてしまう。
2.比較的物が小さい「ルアー」などでは細かい形状があり、なかなか上手く撮るにはいろいろ工夫が必要です。
3.モアレ線をはっきりさせるため、極力暗所でスキャンする。
4.スキャンソフトでできること
スキャナーメーカー製のソフトが付属しています。3Dスキャンを実行することがメインですが、
スキャン後のデータの修正や変更が可能です。
- スキャンデータのノイズ除去やデータの抜けた所の修正。
(自動で処理が可能) - 修正後のデータをSTLデータとして出力する。
(データの大きさに留意し、大き過ぎず、軽過ぎないデータにする)
出力したSTLデータを他のSTL編集ソフトにもっていって、詳細なモデリングをおこないます。
綺麗なスキャンデータ=細かいスキャンデータではなく、ハンドリング重視でアウトプットできると
次の作業が楽になります。