3Dモデルを造る(意匠デザイン)—その2

1.左右対称にする

これから意匠形状を作っていくわけですが、ルアーですから左右対称が基本になります。

ただし、ベースはハンドメイドモック(手造り)ですので、当然左右対称に作ることは難しいことだと思います。
ですので、難しいことや面倒なことは、マシンがやればいいことなのでそうします。

この画像が左右の対象を表したものです。
上手なビルダーさんが製作して、一見対象に見えますが違いが分かります。
(これでもかなり凄いと思いますが)

ここから調整して左右対称にしていきます。

センター平面を置き、データを「移動」「回転」させて、ベストな位置を探ります。
(強制的?にミラー反転させてもあまり形状が変わらない位置を探します

2.ミラー反転して形状を作る

良い位置が見つかったら、ミラー反転をおこないます。

センターラインの付近は、ギャップが出るのでこれは慣らして仕上げます。

このGAPを慣らす方法は、アプリケーションによって方法は色々ありますが、弊社ではデジタルねんど?と言われる「Freeform PLUS」で手で触りながら修正していきます。

なかなか画像で説明するのが難しいのですが・・・。

※これが触感デバイスです。(出典(株)ケイズデザインラボ様)

この段階でのデータはボクセルデータ(粒のデータ)で構成されています。
アウトプットする際は、そのボクセル→STLに変換するので、STLデータが綺麗と言われる所以です。

これで表面を綺麗に整えてその後、顔周りを作っていきます。

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