1.3Dモデリングを進める
前回、目の付近からモデリングを始めましたが、そこを起点にどんどん進めます。
モデリングを進めていく上で、個人的に意識をしているところがあります。
- 目玉パーツを貼り付ける平面は、ボディに対して少し角度をつける。
(目の形状は丸ではなく、楕円なので先端を中央に寄せる) - 顔のパーツの線は、彫るのではなく、パーツを分けて作る。
- 最終的に塗装することを考慮し、大きめ、深めに作成す
これを念頭に仕上げていきます。



こんな感じになりました。
これに他で作った目玉のCADデータと合わせて、意匠の完成としたいと思います。

このルアーは、全長70mmの細身のルアーでした。
この3Dデータは、このままSTLデータとして出力できるので、3Dプリンターで出力してみて意匠の確認などが可能になります。
また、スイムテストをされる場合でも、板厚を設定して中身を抜いて中空形状にし、エイトカン、ウェイトの設置も可能になります。
※弊社はルアーに関しまして、3Dデザインからブランク品(成形品)を製作する量産用のインジェクション金型、少ロット成形用金型、シリコン注型用マスター型などを手掛けています。
組み立て、塗装は弊社内ではおこなっておりません。
(ブランクの成形品は、ご協力メーカー様にお願いしております)